2026/03/19 13:25

贈り物の定番として、すっかりおなじみになったカタログギフト。
結婚祝いや内祝い、引き出物など、さまざまなシーンで目にする機会が増えましたよね。
でも、このカタログギフトがいつ生まれて、どのように広がってきたのか、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、カタログギフトの始まりから今どきのスタイルまで、その魅力をたどってみたいと思います。


【カタログギフトは、どうして広まったの?】
カタログギフトは、1980年代にギフト販売会社が始めたのがきっかけだといわれています。
日本には、結婚祝いや出産祝い、香典返しなど、贈り物をする機会がたくさんあります。
けれど、そのたびに「相手の好みに合うかな?」「何を選べば失礼がないかな?」と悩んでしまうこともありますよね。
そんな“贈る側の悩み”を解決してくれたのが、カタログギフトでした。
贈られた人が自分の好きなものを選べるので、相手に合わせやすく、気持ちよく贈れる。
この手軽さと安心感が、多くの人に支持される理由になったのです。
さらに、重たい品物を持ち帰らなくていいという点も大きな魅力となり、特に結婚式の引き出物のように、荷物が増えがちな場面ではとても便利で、カタログギフトが広く親しまれるきっかけのひとつになりました。


【ここ最近のカタログギフト、かなり進化しています】
①とにかく種類が豊富!
ひと昔前のカタログギフトというと、生活雑貨や食品が中心のイメージがあったかもしれません。
でも最近は、そのバリエーションがぐっと広がっています。
定番のグルメや雑貨はもちろん、サステナブルな商品を集めたものまで登場。
地域の魅力を伝えるために、特定の都道府県や市町村の特産品を集めたカタログも増えています。
たとえば、「ふくしま応援ギフト」や「ふくしまフルーツギフト」もそのひとつ。
福島をもっと元気にしたい。
福島の魅力をたくさんの人に知ってほしい。
そんな思いが込められた、地域色あふれるギフトなんです。

②“カタログ”の形もいろいろ
カタログギフトと聞くと、冊子タイプを思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも今は、それだけではありません。
カードタイプデジタルカタログなど、ライフスタイルに合わせた形式が増えています。
スマートフォンやパソコンから気軽に申し込めるものも多く、使いやすさを重視したスタイルが人気です。
また、ただ商品を並べるだけではなく、生産者の想いや商品の背景を丁寧に紹介したものもあり、読み物として楽しめるカタログも増えています。
“何を選ぶか”だけでなく、“どう選ぶか”まで楽しめるようになってきているんですね。

③モノだけじゃない、「体験」を贈る時代へ
最近特に注目されているのが、体験型ギフトです。
温泉旅行やスパでのリラックスタイム、ワークショップ、アクティビティなど、思い出そのものをプレゼントできるギフトが増えています。
形に残るモノももちろんうれしいですが、心に残る時間を贈ることができるのも、今のカタログギフトの大きな魅力です。
“欲しいものを選ぶ”から、“過ごしたい時間を選ぶ”へ。
カタログギフトは、そんなふうに少しずつ進化を続けています。


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カタログギフトは誕生以来、贈る側と受け取る側、それぞれの気持ちに寄り添いながら進化してきました。
相手を思って選ぶ気持ちはそのままに、受け取る人には「選ぶ楽しさ」も届けられる。
そんなところが、長く愛されている理由なのかもしれません。
カタログギフトの歴史や変化を知ると、次に贈るときも、受け取るときも、今までより少し楽しく感じられそうですね。